滋賀・日本IBM野洲解雇事件
勝利的和解が成立
IBMとその子会社DTIから不当解雇された森川潤一郎さんと永井守さんが解雇撤回をめざしたたかっていた日本IBM野洲解雇事件が8月22日、勝利的和解の内容で解決しました。
大津地裁は、原告の主張を理解し、「労働契約は人の生活の根幹をなす重要な契約であるから大事にしないといけないものである」との立場を示し、和解にむけて不誠実、理不尽な態度でのぞむ被告DTIの説得を続けました。その結果、職場復帰はできませんでしたが、原告に対し相当額の解決金を支払うことで和解が成立しました。
地域の粘りづよい継続した支援と全国のみなさんからの大きな支援の広がり、弁護団の奮闘、原告の頑張りなどが一体となってゴールにたどりつきました
救援新聞 2007年10月25日(1550号)