大分・選挙弾圧大石市議事件
闘いの成果確認
200人で判決報告集会
後援会ニュースを配布したことを公職選挙法違反で弾圧され、憲法と国際人権規約を掲げて最高裁までたたかった大分・選挙弾圧大石市議事件の報告集会が3月23日、大分市内で開かれ、12都府県から約200人が参加しました。
「選挙の自由をひろげ大石さんを守る会」の清原靖弘会長は、「最高裁では不当判決を受けたが、共産党議席抹殺の策謀を打ち破り、その運動は大分県の民主運動の歴史に貴重な財産となった。その長期の運動を支えたのは、第1に大石議員のすぐれた資質と献身的な努力、第2に弁護団の奮闘・親身な指導援助、第3に共産党の確固たる援助と国民救援会のきめ細かく行き届いた援助、そして中村、祝両事件の経験を生かし各地の守る会に支えられた全国的な運動が力になったことです。いま国民救援会の県組織を強化・発展させることが不可欠の課題になっている」と挨拶しました。
大石忠昭・日本共産党豊後高田市議は、「みなさんのおかげで、警察の議席剥奪の狙いを打ち破ることができました」と涙ぐみながらあいさつ、国保料の値上げ反対など全力で議員活動を続けている近況を報告しました。
救援新聞 2008年4月15日号