再審えん罪事件全国連絡会が
名張事件と布川事件で最高裁要請
最高裁でたたかう名張毒ぶどう酒事件と布川事件の再審開始を求め、再審・えん罪事件全国連絡会は6月24日、最高裁に要請しました。要請行動には、竹澤哲夫、庭山英雄、本藤修の各代表委員と、布川事件守る会の清水誠代表世話人など8人が参加しました。
要請で、庭山代表委員は、米・ドリズィン教授の著書で、DNA型鑑定で無実を証明された事件で多数の虚偽自白の事例があり、その81%は殺人事件であったことなどの事実を紹介し、名張事件の奥西さんの自白を信用できるとした判断は誤りであると述べました。また、清水代表世話人は、布川事件では、2度も再審開始決定が出されており、早急に確定してもらいたいと訴えました。
救援新聞 2009年7月15日号