静岡・御殿場少年冤罪事件
初の東京高裁要請 元少年「無実明らかにしたい」
少女のウソの「強姦未遂」の証言で元少年たちが不当な2年の実刑を言い渡された御殿場少年冤罪事件の東京高裁での第1回公判(12月13日)に向けて、守る会は初めての裁判所要請と宣伝、東京オルグを11月20日に行いました。行動には、元少年たち4人とその家族をはじめ、守る会、国民救援会、無実のゴビンダさんを支援する会など24人が参加しました。
昼休みに、裁判所前で宣伝、3千人分の署名を提出し、公正慎重な審理で不当な有罪判決を見直すよう裁判所に要請しました。その後3組に別れて、都内の各団体に支援を要請し、夜には学習会を開きました。
元少年と家族は「初の東京での行動で、どうなるだろうかと思っていたが、訴えたところではしっかり話を聞いてもらえ感激しました。高裁でこそ無実を明らかにしたい」と語り、第1回公判に向け、取り組みを強めようと確認しました。