宮城・泉高校元教諭高橋
先生過労死訴訟最高裁が不当決定
宮城・高橋一敏先生過労死労災認定請求裁判に対し、最高裁判所第2小法廷(今井功裁判長)は、9月21日付で、訴えを退ける上告棄却の不当決定を行いました。
この裁判は、県立泉高校の元教諭高橋一敏さんが、通常の担当授業や部活、生徒指導に加えて、インターネットを活用した英語教育の実践指定校担当責任者として授業準備に追われ、その結果過労死したものですが、公務災害に認定されませんでした。
最高裁が、教育現場における過重労働の実態に目を向けず、不当な判決を行った下級審の誤りを正すことなく、「上告棄却、上告不受理」の決定を行ったことは許されません。
救援新聞 2007年10月15日(1549号)